住宅メンテナンス診断士とは

「住宅メンテナンス診断士(以下、診断士)」は、住まいの長寿命化のための維持管理の実務やサポートを担う技術者です。
年2回、東京と大阪で行われる「住宅メンテナンス診断士講習会」を受講、その後の「資格認定試験」に合格し、登録手続きの方を「住宅メンテナンス診断士」と認定しています。現在、全国に約1,500名の診断士が在籍しています。
また、診断士のスキルアップとして、「住宅調査・診断スキルアップ研修会」を行っています。

医療の世界が外科や内科、その中でも消化器外科や脳神経外科などに分かれ、各々の専門医が診断・治療を行っているように、住宅業界も新築、リフォーム、不動産・流通、検査、監査、点検、建材、設備機器、環境・衛生等に分かれています。
診断士に登録される方の多くは、工務店にご所属の方ですが、中には不動産・流通関係者、環境・衛生関係者、点検専門会社の方、屋根や外壁専門会社の方などもご登録頂いています。
また、住宅は、様々な建材を用い、様々な部位で構成され、多くの専門事業者が関わって建てられています。
その関係上、「診断士」は、基本は家全体の症状を見て総合的に判断し、アドバイスしますが、雨漏りやシロアリ、外壁、設備機器等 得意分野があります。


今回、ご紹介の「住宅メンテナンス診断<床下編>」は、(一社)住宅長期支援センターの賛助会員である、床下のシロアリ等の害虫や木材の腐朽などの専門事業者にご所属 且つ 特定の研修を受講した診断士が診断を行います。

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